楽天レバレッジNASDAQ-100 運用状況

「楽天レバレッジNASDAQ-100(愛称:レバナス)」(以下、「レバナス」といいます)の運用状況を解説いたします。
NASDAQ-100指数については、解説ページがありますので、そちらもご確認ください。

レバナスの運用状況について

レバナスは、日々の基準価額の値動きがNASDAQ-100指数(米ドルベース)の値動きに対して概ね2倍程度となることを目指して運用を行うファンドです。2021年11月17日に設定・運用を開始しました。

設定・運用開始以降、NASDAQ-100指数は下落基調となったため、レバナスの基準価額は下落しました。

レバナスの運用実績

  • 期間:2021年11月17日(設定日)~2023年3月31日
  • 基準価額および分配金再投資基準価額は、信託報酬控除後の値です。また、分配金再投資基準価額は税引前分配金を再投資したものとして計算しています。
  • 信託報酬は、「投資信託説明書(交付目論見書)」および当ページ下の「お申込みメモ/費用・税金」で ご確認ください。

レバナス設定後の
NASDAQ-100指数と米国金利の推移

  • NASDAQ-100指数:米ドルベース、米国金利:米国10年国債利回り
  • 期間:2021年11月16日~2023年3月31日、2021年11月16日(当ファンド設定日前日)を100として指数化
  • 出所:Bloombergのデータをもとに楽天投信投資顧問作成

米国のマーケット状況について

直近の約5年間の米国市場を見ると、NASDAQ-100指数は、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数を大きく上回っていましたが、コロナ・ショックなどにより2020年3月は大きく下落しました。その後回復基調にあったものの、世界的な物価の上昇を背景に米国金利は上昇し、米国の景気減速懸念などから再び株式市場は下落傾向となりました。

2022年は1年を通してボラティリティが大きい年となりました。しかし、2023年に入り、足元では回復基調がみられます。

米国市場の株式と金利の推移

  • NASDAQ-100指数およびS&P500指数:米ドルベース、米国金利:米国10年国債利回り
  • 期間:2018年12月31日~2023年3月31日、2018年12月31日を100として指数化
  • 出所:Bloombergのデータをもとに楽天投信投資顧問作成

設定直後からNASDAQ-100指数の不調に
見舞われたレバナス…!

こんな時だからこそ、
あらためてレバナスの魅力について
考えてみましょう。

これからの「レバナス投資」を考えよう

これまでも、これからも、
成長が期待できるNASDAQ市場

なぜNASDAQ-100指数に投資するのか(投資したのか)?
それはやはり、「米国の成長に期待したいから」、ではないでしょうか。

米国には、いつの時代も世界を牽引する新たなテクノロジー・リーダー企業が次々と現れてきました。これからも世界にイノベーションをおこし、歴史を切りひらく新たな企業が誕生していくことが期待されます。その成長を享受する、それがまさにNASDAQ-100指数への投資なのだと考えます。

時代とともに育ってきたテクノロジー・リーダー

※上記はイメージです。

まだまだ増加傾向のレバナス

純資産総額もなかなか増えていないようだし、最近はあまりレバナスを購入する人がいないのでは?そんな風に思われていませんか?
下のグラフでは、基準価額の動きを反映した純資産総額は、確かに横ばいの推移になっています(水色)。一方、投資家の購入数を表す投資(受益権)口数は、設定来増加傾向にあることがおわかりになると思います(オレンジ色)。つまりこれは、引き続きレバナスに資金が流入しており、まだまだ注目されているファンドであるということです。

投資(受益権)口数と純資産総額の推移

  • 出所:楽天投信投資顧問
  • 期間:2021年11月17日(設定日)~2023年3月31日

 

それでもやっぱり、
『これ以上基準価額が下がったらどうしよう?』
『米国だけでなく、他の国にも分散しておけばよかった』、
と思われている方はいらっしゃいませんか。

そんな方には、こんな「併せ持ち」という考え方もあります。

【ご参考】
リスクを抑える「併せ持ち」とは?

下のグラフは、実質的に米国株式に投資する「レバナス」に世界株式(除く米国)を併せ持つことで、投資対象国を分散したケースです。

赤い線をご覧いただきますと、相対的に値動きが穏やかになっていることがお判りになると思います。

あくまでシミュレーションではありますが、投資対象国を分散することで、リスク(ブレ幅)を軽減することも可能となります。

 

「世界株式(除く米国)」とは?

数あるインデックスの中には、「米国以外の世界株式に投資している」インデックスも存在します。「FTSEグローバル・オールキャップ(除く米国)インデックス」は、大型株、中型株および小型株まで網羅する米国を除く全世界の株式市場の動向を表す時価総額加重平均型の株価指数です。構成銘柄は米国を除く北米、欧州および日本などの先進国株式に加えて、中国やインドなどの新興国株式を含みます。

金利上昇局面における併せ持ちシミュレーション
レバナス 50%と世界株式(除く米国)50%

  • 期間:2021年11月17日~2023年3月31日、2021年11月17日を100として指数化
  • レバナス:楽天レバレッジNASDAQ-100基準価額(信託報酬控除後)、世界株式(除く米国):FTSEグローバル・オールキャップ(除く米国)インデックス(トータルリターン、円換算ベース)
  • 出所:Bloomberg等より楽天投信投資顧問作成

【ご紹介】
楽天・全世界株式(除く米国)インデックス・ファンド

 楽天インデックス・シリーズの全世界株式(除く米国)型のファンドです。
米国を除く全世界の株式市場の動きをとらえることを目指して、
FTSEグローバル・オールキャップ(除く米国)
インデックス(円換算ベース)に
連動する投資成果を目標として運用を行います。

詳細はこちら

  • 当資料におけるシミュレーションは一定の条件に基づいた場合の結果を表したものであり、将来の運用成果を約束するものではありません。実際の運用においては、売買コストや信託報酬、運用資産の規模、設定解約に伴う資金流出入などによる影響が生じます。そのため、運用成果が、上記シミュレーションと同様になることを約束するものではありません。

当ファンドの基準価額の変動について

当ファンドは、日々の基準価額の値動きがNASDAQ-100指数(米ドルベース)の日々の騰落率に対して概ね2倍程度となることを目指して運用を行います。そのため、複数の営業日にわたる期間でみた場合には、当ファンドの基準価額の騰落率は、NASDAQ-100指数(米ドルベース)の騰落率に対して2倍になるとは限りません。

前日との騰落率の比較では、「NASDAQ-100指数(米ドルベース)」の騰落率に対して、当ファンドの基準価額は2倍となっています。しかし、基準日と2日後を比較すると「NASDAQ-100指数(米ドルベース)」の騰落率が+20.0%であるのに対し、当ファンドの基準価額は+41.8%となっており、NASDAQ-100指数(米ドルベース)の2倍の値動きとなっていません。このように、2日以上離れた日との比較では、必ずしも2倍になるとは限りません。
2日後、4日後において、「NASDAQ-100指数(米ドルベース)」は基準日と同じ100であるにもかかわらず、当ファンドの基準価額は、それぞれの時点において100よりも下となっています。このように、NASDAQ-100指数(米ドルベース)が上昇・下落を繰り返した場合には、当ファンドの基準価額は、時間の経過とともに押下げられることとなります。
従って、当ファンドは、一般的に中長期の投資には向かず、比較的短期間の投資に向いている金融商品です。
前日との騰落率の比較では、「NASDAQ-100指数(米ドルベース)」の騰落率に対して、当ファンドの基準価額は2倍となっています。しかし、基準日と2日後を比較すると「NASDAQ-100指数(米ドルベース)」の騰落率が▲20.0%であるのに対し、当ファンドの基準価額は▲37.8%となっており、NASDAQ-100指数(米ドルベース)の2倍の値動きとなっていません。このように、2日以上離れた日との比較では、必ずしも2倍になるとは限りません。
  • 各表およびグラフは、基準日を100として、NASDAQ-100指数(米ドルベース)の値動きとファンドの基準価額の値動きの関係をわかりやすく説明するために例示およびイメージ化したものであり、実際の値動きとは異なります。NASDAQ-100指数(米ドルベース)やファンドの基準価額の値動きを示唆、保証したものではありませんのでご注意ください。

特に留意すべき事項

当ファンドは、下記の事項につきまして、特にご留意をお願いします。

日々の基準価額の値動きは、NASDAQ-100指数(米ドルベース)の値動きの2倍に連動するとは限らず、そのずれが大きくなる場合があります。その主な要因は以下の通りです。

・円建債券が内包する担保付スワップ取引に起因する対象指数の値動きと円建債券の値動きとの差
・対象指数の値動きと、利用する株価指数先物取引の値動きの差
・取引を行った株価指数先物取引の約定値段と、当該日の評価値段の差
・株価指数先物取引やその対象資産の大幅な変動や流動性が低下した場合における売買対応の影響
・必要な株価指数先物取引量の全部または一部における取引不成立
・信託報酬、監査費用、売買委託手数料等の負担
・株価指数先物取引の最低取引単位の影響
・株価指数先物取引のロールオーバー(短い限月の取引を決済し、より長い限月の取引に乗換える)時に発生する売買委託手数料やキャリー・コスト等のコスト負担や、限月の異なる先物間の価格差の変動の影響
・市場価格変動等により発生する、実質的な株式保有額と目標とする株式保有額との乖離

やむを得ない事情がある場合等には、委託会社の判断により、購入・換金の申込みの受付を中止することおよびすでに受付けた購入・換金の申込みの受付を取消すことがあります。

ファンドの特色

日々の基準価額の値動きがNASDAQ-100指数(米ドルベース)の 値動きに対して概ね2倍程度となることを目指して運用を行います。

・米国株式市場の値動きを享受する円建債券(以下「円建債券」といいます。)および米国の株価指数先物取引を主要投資対象とします。
・流動性等を考慮し、円建債券と米国の株価指数先物取引の配分比率を決定します。

・円建債券、米国の株価指数先物取引以外に、これら投資対象と同様の投資効果が期待できる上場投資信託証券、上場投資証券への投資をすることができるものとします。
・為替変動リスクを低減するため、為替ヘッジを行います。

  • 資金動向、市況動向等に急激な変化が生じたとき等、ならびに投資信託財産の規模によっては、また、やむを得ない事情が発生した場合には、上記のような運用ができない場合があります。

  • 当ファンドは、Nasdaq, Inc.またはその関連会社(以下、Nasdaq, Inc.およびその関連会社を「ナスダック社」と総称します。)によって、支援、推奨、販売または販売促進されるものではありません。ナスダック社は、当ファンドの合法性もしくは適合性、または当ファンドに関する記述および開示の正確性もしくは妥当性について保証するものではありません。ナスダック社は、当ファンドの保有者または公衆一般のいかなる者に対しても、有価証券全般、特に当ファンドへの投資の妥当性、およびNASDAQ-100 Indexの株式市場全般のパフォーマンスに追随する可能性について、明示的か黙示的かを問わず、何らの表明もしくは保証も行いません。ナスダック社と楽天投信投資顧問株式会社(以下「当社」)の関係は、Nasdaq®、NASDAQ-100 Indexの登録商標およびナスダック社の一定の商号について使用を許諾すること、ならびに当社または当ファンドとは無関係に、Nasdaqが決定、構築および算出を行うNASDAQ-100 Indexの使用を許諾することに限られます。Nasdaqは、NASDAQ-100 Indexの決定、構築および計算に関し、当社または当ファンドの保有者の要望を考慮する義務を負いません。ナスダック社は、当ファンドの発行に係る時期、価格もしくは数量の決定について、または当ファンドを換金する際の算式の決定もしくは計算について責任を負わず、また関与していません。ナスダック社は、当ファンドの管理、マーケティングまたは取引に関して一切の責任を負いません。
  • ナスダック社は、NASDAQ-100 Indexとそれに含まれるデータの正確性および完全性を保証しません。ナスダック社は、NASDAQ-100 Indexまたはそれに含まれるデータの利用により、当社、当ファンドの保有者、その他いかなる者または組織に生じた結果についても、明示的か黙示的かを問わず、何らの保証も行いません。ナスダック社は、NASDAQ-100 Index®またはそれに含まれるデータの利用に関して、明示的か黙示的かを問わず、何らの保証も行わず、かつ特定の目的または利用のための商品性または適合性については、いかなる保証も明示的に否認します。上記に限らず、いかなる場合においても、ナスダック社は、逸失利益または特別、付随的、懲罰的、間接的もしくは派生的損害について、たとえ当該損害の可能性について通知されていたとしても、一切の責任を負いません。

当ファンドのリスクと費用について

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